公務員看護師だけど、辞める前に休みたい。
辞めようと思って病気休暇や休職したけど、転職の時にばれないの!?
と不安だと思います。
最近はメンタルの病にも寛容になってきました。
それでも看護師の職場はまだまだ、偏見があり、バレれば噂の的。
下手したら、いじめられたりします(大人の社会でどうかと思いますが)
そんな中、私は、メンタルを病んで病気休暇・休職をとって転職しました。
転職して4年経った今。
バレてません!
そして、この先もバレる気がしません!
こんにちはうっちぃと申します。
私は、看護系大学を卒業し、そのまま大学病院に就職しました。
結婚を機に地方の公立病院に転職しました。
公立病院では産休・育休を1年取得し復帰。
しかし、公立病院の働き方が、私の子育てのライフスタイルに合わず、退職を決意。
適応障害で病気休暇・病気休職で6か月休んでから転職しました。
→14 公務員看護師を退職しようとしたら病気休職になった話
今の職場では子育てしやすく、今では満足して働いています。
病気休暇・休職を取ってからの転職で、バレないように気を付けたことをお伝えします。
あくまで軽度のメンタル不調や体調不良で休暇休職した場合です。
その病気が元で、次の職場で休みがちになったり、入院することになった場合、虚偽申請とみなされ、クビになることがあるのでご注意ください。
バレる原因は3つ
- お給料(年末調整 源泉徴収票)
- くちこみ
- 偶然
この3点さえ注意していれば、バレません!
お給料
1~12月の1年間の給料を年末に確認して、職場が税金の処理をしてくれています。
例→今年は年収500万予定で、来年に25万ぐらい所得税を払う予定だから、今年の給料から月々2万ずつぐらい引いとくね。
となって、いるのが給料明細の所得税です。
普段は12月~翌年1月ごろに「源泉徴収票」もらえ、そこで、年収があっていたか確認します。
差額分を返してもらえたり、引かれたりします。
年の途中に辞め、すぐに転職するときは、次の会社が続きをやらなければならないので、年の途中で源泉徴収票が渡されます。
新しい職場に源泉徴収票を渡して、残月の分を処理してもらいます。
「ここまでこれぐらい働いたお金と税金これだから、その続きよろしくね」
みたいなイメージです。
つまり、その年、それまで働いた分の給料が、次の職場の事務の人にわかってしまいます。
休みが多くなって、毎月の給料が極端に減っていると、次の職場の事務の人が
「あれ?なんかおかしいな」と、バレてしまいます。
今どきは個人情報保護にうるさくなってきました。
しかし、小さい職場だと、まだまだ事務のおばちゃんが同僚にしゃべっちゃったりします。
恐ろしい。
公務員の病気休暇・休職は給料が出るからそうそうバレない
公務員の病気休暇・休職は、結構な額が給料として支給されます。
病気休暇だと、3か月は基本給のみの100% 休職だと80%の支給です。
夜勤や残業代等の手当がなくなるので、実際は今までの手取りより少なくなります。
民間で病気休職をすると、給料扱いでは無いので数カ月分、空白期間になるのでバレやすいのですが、公務員はバレずらいです。
バリバリ働いていた時より少ないので、言い訳を考えておいてください。
直接聞かれることは無いですが、もし聞かれたときに答えられるようにしておきましょう。
私は「有給消化で手当つかないからめちゃめちゃ安かったです」でごまかしました。
新しい職場には今までの給与の明細(基本給とか夜勤手当とか)はわからないので、大丈夫です。
他には
「途中で部署移動になって、夜勤なしになったので」
「途中から残業手当つけてもらえなくなって」
でごまかせます。
最初から安かった、ではなく、年の途中から給料が安くなったという言い方をしましょう。
不安なら1月に転職
不安な方は年明け1月に転職できるようにしましょう。
年が変われば年末調整はリセットされます。
年末調整は前の職場で終わらせており、源泉徴収票の提出がないので、バレません。
中途半端な時期なので、少し怪しまれるかもしれませんが、
「12月のボーナスもらって辞めました」
でいいと思います。
12月のボーナスをもらった後に転職する看護師は結構いっぱいいます。
思いっきり休んでから転職する
私はあまりおススメしませんが、退職してから源泉徴収票が関係なくなるまで思いっきり休んでから転職するのも一つの手段です。
次の職場で空白期間について聞かれたら
「リフレッシュしてました!」と言っても怪しまれません。看護師あるあるなので!
→看護師でも離職期間が少ない方がいい!?看護師は休んでから転職しても大丈夫はウソ
メリットデメリットがあります。
次の職場に病気休暇・休職がバレないようにするには有効です。
看護師さんは、結構ふらふらしてから転職している人もいるので理解は得られるでしょう。
口コミでばれる
あなたが、次の職場に言わなければ絶対にばれません!
黙っていることに罪悪感を感じるかもしれませんが、軽度の病気ぐらい隠していいです。
今後通院で休みが必要になったり、入院が必要な病気は隠すと、後から問題になるので注意しましょう。
転職時に絶対言わない
面接で転職理由を聞かれるかと思います。
辞めたいと思った理由は正直に話していいですが、休暇・休職していることは絶対に言わないでください。
休んでいることを伝えてもいいですが、絶対に病気で休んでいると言わないでください。
有給消化で通しましょう。
日常会話に注意
転職後に同僚と話す機会がいっぱいあると思います。
その時にも、話に矛盾が生じないようにしましょう。
どれぐらい有給取ったのか、とか、お給料どれぐらいだったのか、とか平気で聞いてくるおばちゃん看護師がまだまだたくさんいます。私もその一人ですが・・・(笑)
あっちの人には有給30日って言ったけど、あっちの人には有給40日って言ったとか、バラバラにならないようにしましょう。
「今より少し多かったです」「残業手当が―」と具体的な金額は避けて話しましょう。
診断書をもらった病院からはバレません
個人情報保護法があるので、絶対に受診している病院からはバレません。
不安に思わなくていいです。
転職後も、しばらく通院が必要だとしたら、バレないような場所の転職先を選んでください。
私は眠剤で睡眠コントロールしたいタイプなので、まだ精神科に通院しています。
今の職場と近くビルの入り口で同僚にあったりしますが、そのビルには他のクリニックも入っているのでバレません。
偶然
やはり対策していても、偶然ばれてしまうことがあります。
そうならない様にリスクは避けましょう。
次の転職先の地域に注意!
同じ地域で転職活動を行うと、
- 前の職場の人に出会ってしまう
- 今の職場の人と、前の職場の人が知り合いだった
- 仕事の都合で電話をしなくてはいけなくなった
結構あります。
あまり近い地域での転職活動はリスクがあるので気を付けましょう。
それぞれの規模が大きいとばれない
大きい病院だと、職員の数も多くて、同じフロアの人しか知らない場合があるので、バレるリスクは低くなります。
たとえ、新しい職場の同僚の友達が知り合いだったとしても、「違う病棟のこと全然わかりませーん」で、それ以上突っ込まれることは無くなります。
バレたら開き直ること!
どんなに対策をしていてもばれるときはバレます。
バレたとき気まずそうにしたら、本当に悪いことをしたと思われます。
職場でばれてしまった場合は上司にしっかり事情を話しましょう。
そして、なぜバレないようにしていたかも、しっかり説明しましょう。
余程変わった上司じゃなければ理解してもらえます。
私はあまり悪いと思っていないので、ママ友とか、違う職場の看護師友達とかには
「失業保険の代わりに病休使って休んだ―」ぐらいに言っています。
普通に働いたことのある人なら理解してもらえます。
病名まで聞かれたことはありませんでした。
最後に
公務員を辞めるとき、病気休暇や休職を使って辞めていく人は、あなたの思っているよりいっぱいいます。
公務員看護師は大変なお仕事なのに、休みがないままで転職するのは本当に辛いと思います。
有給がいっぱい余っていても消化できない場合が多いです。
有給消化でしっかり休んで退職できるのならいいとは思いますが、そうではない場合、病気休暇・休職も選択肢に入れていいです。
私は、公務員は雇用保険がない分の病気休暇・休職を使ってもいい権利だと思っています。
あまり罪悪感を持ちすぎずに、次にいい職場に出会えるための準備期間だと思って過ごしてください。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
→公務員看護師が退職する際の注意点!病気休暇・休職もあり!
→看護師でも有給消化して退職できる!
→退職を伝えるのは難しい!休職中に退職を伝えるタイミングとポイント
まとめ
- 公務員の病気休暇・休職は給料がでるからバレない
- 自分が言わなければバレない
- 偶然ばれてしまうこともある
- バレたら開き直る
- 病気休暇・休職で休んでから転職してもいい
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