看護師とは言え、子育て中に転職して大丈夫なのかな?
不安に感じていると思います。
看護師は子育て中こそ転職のチャンスです!
でも注意が必要です!
実際に子育て中に転職してみて感じたメリット・デメリットをお伝えします。
→子育て中でも看護師は正社員転職できる!
こんにちはうっちぃと申します プロフィール
私は、大学病院で4年働き、結婚をして地方の公立病院に転職しました。
そこで第一子の産休・育休を1年取得し復帰しました。
子供が満1歳になった時に保育園に入れて、時短で復帰しました。
その公立病院で子育てをしながら時短で1年働きました。
色々あり辛すぎて少し病んでしまい、病気休暇等を取った後、その職場を退職しました。
退職直後で、子供が3才の時に近所の透析クリニックにパートで転職しました。
落ち着いたころにフルタイムとなり2年経ちました。
子供との時間も、お給料も前の病院で働いている時より増えて、転職したことに満足しています。
とはいえ、子育て中の転職で注意点があります。
そして、実際に転職してみて感じたメリット・デメリットお伝えします。
メリット
子育てが始まった後の自分に合った職場で働くことができる
私は結婚を機に公立病院に転職しました。
子供が欲しかったので、産んだ後のことも考えて、公務員ならママナースが多く、育休が長く取れるし、通勤は片道40分ぐらいなら大丈夫かと思って転職しました。
ですが、実際に子供を産んで育休から復帰してみて、想像と違うことがいっぱいありました。
- 想像以上に時短のお給料が安かった
- ママナースが多すぎて、土日絶対に休めるわけではなかった
- ママナースが多すぎて、外来や相談室等の楽な部署は人気殺到
- 時短ナースをフォローする人が少なくて職場がバタバタしていた
- 子育て中の通勤40分はキツかった
子育てが始まってからの転職となると、困っていることが明確になっているので、
自分の希望条件に見合った職場を、より具体的に選べます。
人間関係をリセットできる
どのタイミングでの転職でもそうかもしれませんが、人間関係がリセットされるのは、気が楽です。
子供の急なお休みや時短で働いていることに対して影で言われているの聞いたり、直接イヤミを言われたり・・・。
大きめの病院で復帰部署が違う場合でも、院内で前の職場の嫌な先輩に会ってしまうのが嫌な人にはオススメです。
子育てに理解がある職場を選べる
子育て中の転職となると、転職の面接で必ず子供のことを聞かれます。
保育園 休日出勤 残業の場合 急な休みの対応 等
それらを考慮してもらった上での採用となるので、先方も子育てに理解があります。
面接の際に子育てとの両立についてしっかり話し合えるとより効果的です。
もしそれで不採用となった場合は、落ち込まず、子育てに向いていない職場だったのだと割り切りましょう。
パート転職でも、時短の時より給料が上がるケースもある
私の場合、転職の前も後も
朝7時に家を出て、17時にお迎えに行く 週3~4日
という感じでした。
仕事に関わる時間(通勤や前残業、普通の残業等)は、ほぼ一緒でした。
転職前の時短の時に手取り15万前後で、パートで転職した後は手取り18万前後です。
給料だけで見ても高くなったと感じたので転職してよかったと感じました
私の場合 公立病院は中途採用として2年目で出産となり、給料があまり上がらないままでの時短のお給料でした。
なので、一つの所で長く勤めてから時短になれば、そこまで安くはないのかもしれませんが、私にとっては子育て中の転職は給料の面でもメリットが大きかったです。
デメリット
何もかも1から覚え直さないといけない
モノの位置から人間関係、病態生理等全部 一から覚え直さないといけません。
今までの診療科と全く違うと結構大変かもしれません。
大きめの病院だと、大体、育休復帰後は今までと配属先が変わります。
そうなると、どのみちすべて覚え直さないといけないので、一緒です。
なので、私はあまり気になりませんでした。
転職先を決める際に、今まで経験した診療科と似たような所を選ぶと、大変さは減るのでおすすめです。
最初に研修等で早く家を出ないといけないこともある
転職先によっては、始めは集合研修で本部(遠いところ)に行くために家を早くでないといけないこともあります。
私の今の職場は、自転車で15分のところで7:30からの勤務なので7:00ぐらいに家を出ます。
最初1カ月間は家から電車で1時間30分の本部での集合研修でした。
スタート9:00からだったので7:00に家を出ていましたが、それでも、結局、家を出る時間は一緒だったのであまり困りませんでした。
場合によっては保育園の送迎時間と合わないことがあるかもしれません。
面接の際に聞いておくと、それを理由にそこに転職しない、ということも考えられるので聞いておきましょう。
労働環境が悪い可能性
- 残業代が全くでない
- 有給を全く使えない(どこもそうかも・・)
- 休みがない(今どきはそこまで悪いところはないとは思いますが)
- お局が人格破綻している
- 看護師と、その他スタッフの人間関係が悪い
という場合もあります。
これは求人情報からは読み取れない、運なところもありますが、事前に見抜ける所もあります。
近所の人の口コミや実際の見学、こっそり受診等して中の状況を確認しておきましょう。
転職直後は有給がない
転職直後は職場にもよりますが3~6カ月後から有給が使えるようになります。
皆さんも経験済みかと思いますが、子供が急に熱や体調不良で保育園に行けない場合、両親のどちらかが休まないといけません。
大体の職場は、無給での欠勤として休むことはできるので大丈夫です。
しかし、お給料が減ってしまったり、ボーナス査定に響いたりするので覚悟しておいてください。
将来的な年収が下がることもある
看護師は転職する人が多いので、比較は難しいかもしれません。
公立病院や大学病院のようにずっと勤めていると、どんどん給料が上がっていくところから、一般のクリニック等に転職すると、初任給や昇給率、退職金が悪くなってしまいます。
合計すると生涯年収が減ってしまうかもしれませんが、今の子育て中の働き方が、もっと楽になるのであれば、別に気にするほどの事ではありません。
一般職が一度離職すると、その年収には戻れないと言われますが、看護師はいつまでも働き続けられます。
そして働き続ければ、それなりの生涯年収は得られます。
初回のボーナスはほぼ0
転職直後の初回ボーナスはびっくりするほど少ないです。
公務員への転職だと、それなりにもらえましたが、次の透析クリニックでは数千円でした。
普段ボーナス払いにしているものがあれば注意しましょう。
退職金が入る場合もあるので、お金の計算はしっかりしておきましょう。
最後に
こう見ると、デメリットの方が多いような気がしますが、私には希望の条件で働けることがはるかにメリットでした。
でも書きましたが、あなたにとって転職するデメリットが多い場合、転職は一度考え直しましょう。
ですが、今働き続けることが本当に辛いのではれば、子育て中でも転職はできます。
勇気をもってください。
あなたが、辛くなく看護師を続けられることを応援しています。
まとめ
メリット
- 子育てが始まった後の自分に合った職場で働くことができる
- 人間関係をリセットできる
- 子育てに理解がある職場を選べる
- 時短の時より給料が上がる場合もある
デメリット
- 何もかも1から覚え直さないといけない
- 最初に研修等で早く家を出ないといけないこともある
- 労働環境が悪い可能性
- 転職直後は有給がない
- 将来的な年収が下がることもある
- 初回のボーナスはほぼ0
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