育休から復帰したけど、子育てしながら働くってこんなに辛かったの!?
毎日、仕事、家事、育児で限界・・・
自分の時間が全くない・・・まじ無理・・・
と思っている看護師ママさん いっぱいいると思います。
私もそんな一人でした。
私は今、辛くなく子育てをしながら看護師として働いています。
こんにちはうっちぃと申します。
私は、大学病院で4年働き、結婚をして地方の公立病院に転職しました。
そこで第一子の産休・育休を1年取得し復帰しました。
満1歳になった時に保育園に入れて、時短で復帰しました。
色々ありましたが、その公立病院で子育てをしながら時短で1年働きました。
辛すぎて、メンタルが病んでしまい、病気休暇・休職をとり、その職場を退職しました。
今の職場に転職をしてから色々な対策を取って、看護師としてフルタイムで2年働けています。
他の仕事ですら子育てしながら働くことは本当につらいと思います。
さらに看護師なら、もっと辛いです。
私が、看護師として働きながら子育てをするために、実践したことをまとめてみました。
育休中の方はこちら
→子育て看護師 育休中にやっておいた方がいいこと
家事を極限まで減らす
看護師は献身的です。
衛生的にもこだわりがあります。
なのですべて自分でやった方が楽に感じてしまう方もいるかもしれません。しかしそれはいけません。
家事をしなくて済む方法をまとめてみました。
→子育て看護師 私が家事をしなくなった方法
夫婦の働き方相談
こんなに自分がんばってるのに、早く帰れようにしているのに、パパは毎日残業で帰ってくるのが深夜・・・
朝も早くに出てしまって子どもの送迎してもらえない
あるあるです。
あなたが働くのであれば、何としてもワンオペ回避しましょう。
ご主人と話し合って、残業を減らせるのか?在宅ワークは可能なのか?最悪転職も可能なのか?
あなたが働いた場合の家計の収入も含めてしっかりと相談しましょう。
多少ご主人の給料が下がっても、あなたがバリバリ働いたほうが家計的にはプラスかもしれません。
子供のこと
保育園最大利用
最近は少なくなってきましたが
- 平日のお休みの日は保育園の登園は控えてください
- 夜勤明けでも保育園は早めに迎えに来てください
- お仕事が終わったら買い物はせずに、先に保育園のお迎えをお願いします。
とか言われます。
理由:子供と過ごす時間が大切です
いやわかってるよ?わかってるけど!
こっち死に物狂いで働いているんですけど?
土日も働いているんですけど!?
母親に休みはないんですか!?
そもそも平日だってお迎えギリギリまで働いているんだけど!?
ってなっていると思います。
言われた言葉は気にせず、平日はしっかり休み、お迎え前に買い物に行ってもいいです。
延長保育にならない程度に、預けられる時間はしっかり預けましょう。
当然の権利です。
母親のストレスが少しでも少ない方が、子供と過ごす時間が充実します。
私は認可外保育園に預けていて、お休みの日でも夜勤明けでも、何なら休みにショッピング帰りでもなにも言われません。
園の方針次第なところもありますが、看護師には認可外保育園がおすすめです。
→看護師は認可外保育園がおすすめ
ファミリーサポート ベビーシッター 親パワー
保育園が休みの日に、パパがお休みならいいのですが、そうではない家庭もあると思います。
私たちの仕事は土日関係ない職場も多々あります。
確実にどちらが休むかで、揉めます。
また、どうしても研修や会議で仕事が休めない日に限って、子供が熱をだしたりします。
そんな時のために自治体のファミサポやベビーシッターの登録だけでもしておきましょう。
自分の親もまだ働いていたり、遠方に住んでいたりと、おばあちゃん世代に頼ることができない看護師さんも多いと思います。
私自身、両親がいないのでファミサポに登録しています。
ありがたいことに一度も使ったことは無いのですが、万が一の時のために登録しておきましょう。
近所に親がいれば、申し訳ないと思わず、子供の面倒を任せてもいいです。
親から断られない限り、使えるものは使いましょう。
私たちは毎日、他人に尽くしています。
代わりに少しぐらい手伝ってもらったっていいです。
働き方
気持ちを割り切る
- 時短なのになんで他の人と受け持ち人数一緒なの!?
- 早く終わらせようと思って早く来てるのに、他の人はギリギリに出勤して仕事遅い。
- 早く帰らないといけないのに、他の人も忙しそうで頼めない・・・
働き始めると、日々ぐるぐる考えながら働いていると思います。
仕事の量が他の人と変らないのであれば、頑張りすぎず働いて、少しだけ申し訳なく思いつつ、残った業務は全部申し送ってしまいましょう。
早くなんて行かなくていいです。子供の準備をしながら早く行くのは大変です。前残業代など出ないので、ぎりぎりに出勤しましょう。他の人と一緒でいいんです。
土日の出勤できないのだって仕方ありません。だって保育園が休みなんです。
すべてあなたが抱え込まなくていいんです。そういう勤務表を作っている上司が悪いのです。人員不足がいけないのです。
深く考えずに働きましょう。
私たちは、この国の将来を担う人材を産んで育てているのです。
仕事は二の次でいいです。
自分と子供を一番に考えて、その後に仕事のことを考えましょう。
夜勤は断る
時短でも、夜勤がある所だと
そろそろ夜勤したら?と高確率で言われます。
断ってください。
夜勤手当入るから給料増えるよ
子供も早いうちの方が慣れるよ
夜の方が患者さん落ち着いていて楽じゃん
とか言われます。
全部嘘です。
給料だって大して差はないです。体力持っていかれて余計なお金を使います
子供からしたら、母親が夜寝るときにいないとかトラウマ級じゃありませんか?
そして産休・育休後なんて夜眠くなるように体ができていて、仕事なんでうまくできません。
ある研究では夜勤をすると心疾患や脳疾患リスクが増えるそうです。
なんの利点もない夜勤は辞めましょう。
独身の人や子育てが終わった人に夜勤はやってもらいましょう。
だってあなたが独身の時に、子育て中の人の代わりに夜勤やりませんでしたか?
(私は死ぬほどやりました・・・)
パートへ変更
フルタイムから時短に変えたけど「やっぱり大変すぎる!」ってこともあると思います。
時短だと残業代がでなかったり、係や業務が他の人と変わらないところもあります。
なぜか毎日クタクタに働いているのに給料めっちゃ少ないてことも多々あります。
そうなったら思い切ってパートに変えてもらいましょう。
辞めるよりはましということで、変えてもらえる場合があります。
変えてもらえたら、すべての事を「パートなんで」と断わりましょう。
無駄な係活動やめんどくさい仕事を頼まれそうになったら断りやすいです。
ボーナスが無くなったり、待遇が悪くなる場合もあるので、確認してから変更しましょう。
次のお子さんの産休育休予定がある方もあまりおススメできません。
支給額が減ってしまうのでご注意ください。
何を言われても気にしない
自分の気持ちは割り切ったとしても、いまだに先輩ママ(オバサン)ナースから
- 私の頃は子供がいてもフルタイムで夜遅くまで働いていたのに
- 子供が1歳から夜勤してたのに今どきの子は
- 時短で迷惑かけてるんだからその分働きなよ
とか言ってくる輩がまだまだたくさんいるのが看護師の世界です。
気にしないでください。
そんな化石看護師 そのうち退職です。そもそも考えが昭和から変わっていない古臭い考え方です。
むかつきますが、「時代遅れじゃないですかー!?」
って笑顔で、返せませんが、心の中でつぶやきましょう。
いまでも、いじめがある看護師の世界です。
いじめられるなら、無理にその職場にいなくていいです。
辞めちゃいましょう。
楽な職場に転職
本当に何しても今の職場で子育て無理!ってなったら、転職するのもありです。
一般職は子育て中の転職は厳しいと言われていますが、
私たち看護師は。むしろ余裕で転職できます!
そして楽な職場も選べばたくさんあります。
私は子育て中に転職して、とても満足して働けています。
しかし、子育て中の転職にも注意点があるので気を付けて次の職場探しをしてください。
一度、休んでみる
辛すぎるので、一度退職・・・という手もあります。
退職すれば心にかなりゆとりができて子どもと関わることができます。
しかしながら、まったく収入が無いのも不安・・・
そんなあなたに、少し安心できる方法をお伝えします。
傷病手当をもらう
子育てと家事・仕事もうこれ以上無理!!となるとメンタルに来ている可能性が高いです。
精神科にかかると何かしらの診断がつきます。
「え、プシとか嫌なんだけど」と思うかもしれませんが、意外と周りにはいっぱいいます。
診断がつけば、健康保険から傷病手当として最大1年6か月まで給料の約2/3が支給されます。
かなりありがたい制度なので、さらっと辞める前に一度検討してもいいかもしれません。
失業保険を使う
こちらは、雇用保険に加入している方がもらえます。
自己都合や勤務年数で、人によってばらつきがありますが、90日程度給料の半分程度がもらえます。
いきなり辞めて収入が0というのは避けられるのですが、給付が遅いのが少し心配です。
副業をする
今こんなにいっぱいいっぱいなのに、これ以上働けない!と思ってる方もいます。
実はそんなことないんです。
我々看護師は資格があります。普通の副業よりも時給がよく稼げます。
また、バイトや派遣あつかいとなると、面倒な責任や人間関係を気にせず、稼ぐこともできます。ぜひ検討してみてください。
→子育て中におススメの副業
さいごに
看護師として働きながら子供を育てることは本当に大変です。
しかし、子育ては辞められなくても、働き方は変えたり辞めたりすることはできます。
この記事が、がんばって働いているママナースさん達のために少しでも、なれれば幸いです。
まとめ
家事を極限まで減らす
- 夫の教育
- 家電に頼る
- 食事は作らない
- 家事代行を頼む
子供のこと
- 保育園最大利用
- ファミサポ シッター 親パワー
働き方
- 気持ちを割り切る
- 夜勤は断る
- パートへ変更
- 何を言われても気にしない
- 楽な職場へ転職
コメント