病気休暇もらえたけど、復帰ってどうしたらいいのかな?
と思っている方もいるかと思います。
私が病気休暇から復帰した方法をお伝えします。
病気休暇その他の記事については他で書いているので、よかったら読んでください。
私は公務員看護師として、年間に使える90日間の病気休暇をMAX取得して復職しました。
精神的にはあまり病んでいなかった前提での手続きのお話になります。
上司に復職したいことを伝えた
私は最初に、精神科の医師からもらっていた約4カ月(約120日分)の休養の診断書があったので、病気休暇から、そのまま休職として休むこともできましたが、途中で復職しました。
普通の人は言われた診断期間休んで復帰するのでしょうが、担当上司からの頻繁な電話や、だらだらと過ごす時間が苦痛でしかなかったので途中で復職しようと決意しました。
普通にお休み期間が終了になって復職する場合は、手続きも言われた通りにやればいいでしょうが、私は休んでいい期間の途中で復帰をしたくなってしまったので、手続きが少しごたごたして疲れました。
病気休暇の90日が終わり休職に移行してしまう3週間前ぐらいに、担当上司に復職したい旨を伝えました。
復職可能の診断書をもらった
そうすると、診断書の途中で復職することになるから、医師に復職してもいいという診断書をもらってきてほしいと言われました。
中々予約の取れない精神科だったので、一週間後ぐらいに診察になりました。
その時、医師に復職したいと思っていることを伝えました。
すると、とても嫌な顔をされ、引き出しから私の知らない書類を出しました。
職場で、休職の際に書いた書類の中に、状況によっては自治体から本人を通さず医師に診断書の提出を求めることがあります。という書類があり、サインしていたので、その診断書の提出依頼が来ていたとのことでした。
休職は90日以降のことなので、医師としては残り約1カ月私が休むために書類を作ってくれていたようです。
とても忙しい精神科だからかわかりませんが、忙しい合間を縫って書類を作ってくれていたようで、「せっかく書いたのに」「自治体の言っていることと違うけど?」「あなたは病気なんだから自分で決めないで」と言って復職に関して辞めた方がいいと、イライラした様子でした。
私としては、最初の診断書をもらうときに「復職したくなったら言って、その時に診断書書くから」と言われていて、元々ちゃんと診察してくれていないと感じていたので、てっきり文句など言われず、復職の診断書を簡単に書いてもらえると思っていたのでびっくりしました。
それでも、まともな診察はしてくれはせず、復職したいことをしっかりと伝えたので、しぶしぶ復職してもいいという診断書を書いてくれました。
結局自分が本当の精神疾患だったのか、ただの書類上の精神疾患だったのかわからなくなっていました。
復職可能の診断書を渡した
職場にその診断書を提出しに行き、病気休暇90日目の翌日から復職することになりました。
書類の手続きはほとんどなく、有給の申請用紙を少し直した程度でした。
直属上司とその上の上司と面談し、どのような働き方で復帰し、どのような部署がいいか相談することになりました。
復職後の働き方
働き方は病休明けは1~2週間程度、リハビリ期間として2時間早く帰ってもいい制度がありました。
上司の計らいで、最初1週間は有給もうまく使って半日で帰るようシフト調整してくれました。
部署については、なんとなくやりたいことを聞かれましたが、元の部署に戻りたくないことを伝え、全然関係ない消化器病棟に異動になりました。
一応子供が小さかったので、病休のリハビリ後の話もされました。
時短勤務のところで書いた方法のどの方法にするかということで、金銭的に厳しかったのもあって週5日の2時間早く帰れる時短勤務にしました。
そして一度目の病気休暇から復職となりました。
今回の病気休暇で学んだこと
精神科医師は選んだ方がいい
ただ休みたいだけなら、ただ診断書を書いてくれるような精神科医師の受診をして、診断書をもらいに行けばいいんだなと思いました。私は、以前から眠剤をたまにもらっていて、「まぁ適当に飲んでください」と言われていて、適当そうと感じていた精神科に受診しました。
本当に精神疾患ならしっかり治してほしい、と思うのであれば、こうゆう精神科医師は選ばない方がいいんだな。と思いました。
私の復職は少し複雑な復職だったかもしれない
公務員の病気休暇は本人、職場直属上司、精神科医の3者間でのやりとりでした。
休職という扱いになると、本人、職場直属上司、職場さらに上の上司、自治体、精神科医師の5者が絡んでいてより状況はこんがらがります。
ちょっと整理すると
- 私 色々うっとうしくて、ちょっと早く復職したい
精神的には診察しっかりしてもらえてないし、大丈夫だと思っている。
精神科医師は都合のいいように書類を書いてもらえる存在だった。 - 職場直属上司 私の体調を口では心配しつつ、早く復職させたい
休職の書類は念のため早く書かせた。 - さらに上の上司 診断書と書類がすべて、本人はどうでもいい
- 自治体 休職の書類が職場来たから、休み続けると思って手続きの一環で
精神科医師に診断書提出を依頼した - 精神科医師 診察はほとんどしていないけど、休みたいと言っていたから診断書だした。
最初書いた診断書期間休むと思っていて、自治体からの書類も作ったのに、
早く復帰したいと言われてイラっとしている。
こう見ると、私は、まんまと直属上司に操作されて早く復職しているなと思ってしまった・・・。
病気休暇だけで復職できるような状態なら、休職の書類云々ないので手続きは楽かもしれません。
しかし、少しでも休職の書類を書き、自治体に処理され始めてしまうと、関わる人が3者から5者に変わって、ごたごたし始めると感じました。
休める期間は休んだ方がいい
診断書で休んでいいと言われた期間は、休み続けてそれが終わるときに復職するか退職した方が楽ということがわかりました。
今、病気休暇や、休職等でごたごたで、もやもや考えている方は、1回冷静になって、自分の身体にとって一番いい方法をとっていただきたいです。
この記事が病気休暇や休職後の復職に悩んでいる方のお役に立てたらうれしいです。
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