公務員看護師を休職中のあなた
いつ辞めると言えばいいか悩んでいませんか?
いつ上司に言えばいいか毎日ソワソワしていますよね?
辞めることが決まっているのであれば、いつ伝えても大丈夫です!
看護師によくある、退職の引きとめはありません!
こんにちは うっちぃと申します
私は大学病院の消化器外科看護師として4年働き、手取り月35万ほどもらっていました。
結婚を機に地方の公立病院に転職し、公務員看護師として産休・育休1年、病気休暇3カ月、病気休職3カ月取得し、約5年公務員看護師として勤めてから退職しました。→プロフィール
病気休職もあっさり取れる!?公務員看護師を退職しようとしたら病気休職になった話
公務員看護師が退職する際の注意点! 病気休暇・休職してからの退職も検討の価値あり
私は病気休職をもらった時には、すでに退職の意向が決まっていました。
3カ月の診断書をもらっていて、休職期間も決まっていました。
給料をもらいながら休めると分かった時に、すぐに辞めてはもったいないかな、と思ってしまいました。
もし、休職が始まってすぐに、退職を申し出てしまったら、休職が早く終わってしまい、残り休職期間の給料がもらえなくなるのではないかと思い、退職をいつ言い出せばいいか悩みました。
また、私は離職期間はないほうがいいと思っていたので、転職活動をするタイミングも難しかったです。→看護師でも離職期間が少ない方がいい!?看護師は休んでから転職しても大丈夫はウソ
Twitterやブログを読んでも「やっと退職できました」「退職を伝えました」と書いてあっても、どれぐらいの休職の予定でいつ、伝えたか、決まったか書いてなくて不安でした。
その時は自分で考えて、休職の1カ月前に言えば、休職を早く終わらずに済むかと思って、退職を申し出ました。
それにより、少しバタついて大変だったので注意点をまとめました。
診断書の期間は休める 診断書がすべてのカギ
そもそもが、働いている間の病気なので、診断書の期間は休む権利があります。
診断書を提出し、正式な休職の書類が受理されると、病気休職取得後3~4週間程度で自宅に辞令が届きます。
公務員だけかもしれませんが、育休復帰や、人事異動の際に<辞令>として正式な書類で、少し分厚い賞状のような用紙で、その時の自治体の一番偉い人(県知事とか市長)とかの印鑑が押されてきます。
その辞令用紙には 例「9/25~休職とします」 と書かれており、休職開始日は書かれていても、休職終了の日付は書かれていません。
私の病休開始時の診断書では3カ月間と期間が決められていたにも関わらず、締めの日は記載されていません。
普通に医療者として考えて、病気にかかり始めに「はい、病気が3カ月後に治ります」とは、なりませんよね?
その病気が完治して復職する・もしくは退職するまでは、休職期限を引き延ばすことができます。
私の自治体の公務員の病気休職は最大3年で1年間だけ80%の給料が支給されることになっていました。
なので、安心して療養に専念できます。
診断書の期間が月末ではなくても大丈夫
私の場合は、病院でもらった診断書では3カ月間の療養と書かれていました。
最初にもらった診断書は例ですが
「9/25~の3カ月間の療養が必要」
と書かれていました。
月末に退職となると、月末までの数日分、診断書の有効期間が足りていませんでした。
休職終了の1カ月前に退職を申し出でた時に、足りない分は欠勤か、有給になるかと思っていました。
しかし、有給や欠勤は使えないとのことでした。
課長から残りの数日分の診断書をもらってほしいといわれました。
書類上の病気の診断書です。
完治していようとしていないであろうと、どちらでもいいのです。
主治医に相談してみてください。
私は病院に行き、診断書の延長をお願いしましたが、特に嫌な顔もされず、月末まで数日分の診断書をもらえました。
精神科では『あるある』なので、問い詰めらえることもないでしょう。
前回の診断書が何日までの終了日になっていて、いつからいつまでの期間の延長が必要か、しっかりと確認して、覚えておいてください。
1日でもずれると、その日付だけの診断書が必要になり後が面倒くさいので注意が必要です。
1カ月以上前に退職の意向を伝えても休職期間は短くはならない
私は休職が終わる丁度1カ月前に退職の意向を伝えました。
1カ月前になると事務方(健康保険や年金等)退職の書類手続きや、診断書の日数が少ないと、診断書をもらいに行ったりと、不備があると少しごたついて忙しかったです。
公務員の性質上、事務の対応が遅かったり、色々な承認が上(自治体のトップ)から必要な場合もあり、書類手続きに時間がかかります。
2カ月前ぐらいからの方が、退職の手続きがスムーズです。
特に診断書の期間が月末で記載されていない場合、
予約が取れない病院や、書類に時間がかかる病院だと、診断書が間に合わない場合があります。
そうすると、診断書がもらえるまで退職できない可能性もあるので注意が必要です。
この記事を読んで休職に入るという方は、休職前の診断書は月末締めで書いてもらったほうがいいです。
療養何カ月間→9/30まで 3/31まで 等の月末締め
もしくは、早めに退職を申し出て、追加でもらう診断書の延長が間に合うようにしておきましょう。
休職中の退職は止められない
なんとなくソワソワしながらも、のんびり過ごしてました。
退職を申し出て、引き止めで辞められなかったら、次の就職先に影響があるのではないかと思い、転職活動はしていませんでした。
今まで退職すると師長たちに話した時には、ひたすら止められる印象しかありませんでしたので・・・
→辞めたいのに辞められない!?看護師が退職できない理由と対策
診断書のラスト1か月で職場に電話して退職の意志を伝えました。
すると「そっかーやっと決まった?」という感じで引き留められませんでした。びっくり
公務員の退職は病気休暇や病気休職からの退職が多く、そのタイミングでは止められません。
職場側としても、ダラダラと休職を延ばしているよりも、辞めてもらった方がありがたいという状態です。
休職中の退職は自分申し出たタイミングで辞められると思っていていいです。
休職中の転職活動は退職の2~3カ月前に行った方がいい
私は、給料がないのが不安だったり、離職期間が空かない方がいいと思っていたので、退職の意向を伝えてから転職活動を始めました。
→看護師でも離職期間が少ない方がいい!?看護師は休んでから転職しても大丈夫はウソ
休職終了の1カ月前に退職を申し出て、そこから転職活動をしましたが、正直ギリギリでした。
転職サイトを使わないでの転職活動だったので、希望の就職先に電話をし、履歴書を送って面接まで約1~2週間かかりました。
先方も採用が決定してそこから1~2週間で入職準備をしないといけないので、制服やら書類やらが結構急ピッチで行われます。
どこの職場も看護師を逃すまいと必死なので、離職期間を開けず、1カ月前の転職活動でも何とか入職することはできます。
タイミングがずれると、1か月間~2か月空白期間が開いてしまいます。
そうなると、社会保険の手続きを市役所等にしに行かないといけなくなるので面倒です。
しかし、お互い十分な準備もないままの入職になるので少し大変です。
転職先も、急な退職、転職に「この人、すぐ辞めないかな?大丈夫かな?」と思われてしまうかもしれませんので、急ぎの転職活動は避けた方がいいでしょう。
離職期間を開けたくない方は、休職終了の2~3カ月前までに転職活動を済ませておくと安心です。
早くに転職先が決まれば、安心して残りの休職期間を過ごせます。
多かれ少なかれ、病んだ後や休んだ後の転職は勇気がいると思うので、しっかり休んでから働きだした方がいいと思います。
やっぱり辞めたくなければ、休職延長・復職もできる
私は元の職場に戻ることは考えませんでした。
しかし休職していれば転職活動がうまくいかなくても、戻ることはできます。
しっかり休めば、職場に戻る意欲も出てくるかもしれません。
休んだ後、部署を変えてもらえば、うまく復職できる場合もあります。
少し長めに休職してからでも、復帰も転職もできるのは資格職の看護師のいいところなのではないかと思います。
最後に
私は看護師は公務員では無くていいと思い、やりがいも感じなくなったので公務員看護師を辞めました。
→看護師は公務員ではなくていい!?民間、公務員経験して感じたその理由
しかし、公務員看護師には、いい面もあるので、休職期間にしっかりと自分の働き方を検討して、辛くなく看護師を続けられたらいいなと思います。
まとめ
- 診断書の期間は休める
- 診断書が月末ではなくていい
- 一カ月以上前でも休職期間は減らない
- 休職中の退職は止められない
- 転職活動は2~3カ月前
- 休職延長・復職もできる
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