産休明けで復職し、適応障害の病気休暇で3カ月間お休みしてました。
そして復職し外科病棟で勤務再開となりました。
病休明けで復職して外科病棟に半年ほど勤めました
まだ子供が幼かったので、子供の育児時短勤務を使って働いていました。
→時短勤務が取れない
仕事ができるようになり、どんどん時間で帰れなくなって、疲れていきました。
通勤も片道1時間程度かかり、保育園のお迎えも遅くなってしまうことが多かったです。
そして何より、給料も安く、通勤も遠いし、子供との時間が取れない、この病院でのやりがいを感じなくなりました。
退職を決意
やりがいがない仕事は苦痛でしかなかったので、夫と相談し、退職をすることにしました。
その時点で人事異動時期まで3カ月程度、給料締めや月末締めでも半月程度だったので、そこまでは働く気でいました。
お給料としても、近所の看護師の時給や働く時間を考えても、辞めても困らないと判断しての退職の決意です。
家族がいる方は、お給料や働き方も含めてご家族とよく話し合った方がいいと思います。
看護師長に退職したいと伝えた
看護師長に当日の昼ごろ、話をしたいことを伝え、日勤後面談をすることになりました。処置室で話をすることになり、看護師長はメモをもって来ました。
唐突に、できるだけ早く退職したいことを伝えると
少し驚いた表情をしたのを覚えています。
妊娠の報告とでも思ったのでしょうか。
看護師長にある程度理由を聞かれましたが、勤務時間が長くて辛い、子育てと両立できないということを伝えました。
あーそう。そっか辛かったのか。ぐらいな感じの返事でした。
特に止められませんでした。
担当課長(看護師長の上司)に報告するので、後日、担当課長と面談するように言われました。
担当課長と面談
面談前日に看護師長より、明日担当課長と面談になったと言われました。
当日の朝出勤したら、いつもと同じぐらいの受け持ち患者がついていました。
面談予定だったにも関わらず、師長が他のスタッフに伝えるわけでも、振り分けを変更してくれるわけでもありません。
他にフリー業務ができるスタッフが一人いて、リーダーも浮きでいて、呆れるしかありませんでした。師長はすぐに面談が終わるとでも思っていたのでしょうか?
午前中に担当課長と面談
そもそも看護師の午前中が忙しいのはわかっているはずなのに、面談の予定を午前にする意味が全く分かりません。これも公務員気質だからでしょうか。
点滴変えなきゃいけないのになーとか思いながら、演技(涙)も含めて、できるだけ早く退職したい旨を伝えました。
「あなたが今いなくなったら、次の人事異動までマイナス1人でやらなければいけないのよ」とか言われた気がします。
- 人事過不足を無くすのは管理職の仕事です。たかが一人の看護師に責任はありません。
- 一人の看護師が居なくなったことで回らなくなる病棟なのであれば、それも問題です。
- そもそも、元々病休明けの看護師(自分では病気と思ってなかったですが)のフォロー体制がなっていなかったのは管理職の責任です。
色々言われ止められましたが、できるだけ早く辞めたいと言う主張は変えずに通しました。
→看護師辞められない
課長は早くても人事異動できりのいいところまで働いてもらうかもしれないとのことで、私もそのつもりだったので、了承しました。
課長(もうちょっと上の役職)や人事に確認しに行くと言って一度面談が中断しました。
上のさらに上に確認に行くというのも、公務員体質でうんざりでした。
課長から退職にストップがかかった
そして担当課長ともう一度面談。昼12時頃だったと思います。
この時点で、業務も回っていないし、休憩も入っていないことを気づいていない病棟のスタッフも看護師長も担当課長。
課長(担当課長の上司)から退職にストップがかかったので今の状態で辞めされられないといわれました。
泣きながら退職をしたいと言ってしまったので、前回の病気休暇(適応障害)の再発と思われたのかとも思います。
年度の途中で退職するのは何か課長にペナルティでもあるのでしょうか?
退職は許可できないといわれました。
まずは精神科に行って診断をもらってきなさいということでした。
課長から病気休職にさせられた
当時の私は何も疑わず言われた通りに精神科に行って、状況を説明し、適当な診断を付けてもらい、診断書をもらいました。
精神科医は3カ月間の療養と書いてくれていました。
今、冷静に考えたら言われた通りに精神科に行って休職する必要もなかったのかもしれません。(それが病気だったのかとも思います)
それを課長に連絡し、提出しに行きました。
行くときにめちゃめちゃ緊張したのを覚えています。
病気休職は病気休暇と違い、本部(管轄自治体)と通院先との直接書類のやり取りも必要なので、休職になるまで1週間~2週間ほどタイムラグがあります。
一般的には病気休暇→病気休職の流れなので、休暇中に休職の手続きをするためスムーズに話が進みます。
私は前回の時に病気休暇を使い切ってしまっていたので、いきなりの病気休職となります。
休職の申請が下りるまで有給休暇を使わせてもらえましたが、少し嫌な顔をされました。
手続きの際、事務の人が、病気休暇休職の取り扱い(給料の8割支給や3年とれる)を事務的に説明してくれます
事務手続きを済ませ、ハレて病気休職取得となります。
辞める気だったのにおかしいな?という感じでもありました。
退職の決意が揺らいだ
退職のつもりが、病気休職で給料がでながら休めるというので少しラッキーと思っていた面があったので、一瞬退職の決意は揺らぎました。
しかし、あの病院ではもう働きたくない、という気持ちが強かったです。
せっかく休みながら給料をもらえるのだから、早く辞めると言って、病気休暇が終わってしまってはもったいないと思って、退職すると言い出せなくて悩みました。
→病気休職から退職を伝えるタイミング また後日・・・
結局は診断書通りの期間や本人が申し出た日付での退職で良かったみたいですが、悩み損だったわけです。
他の看護師や公務員の退職の話
私が公務員看護師になってから、何人も若い看護師やママさん看護師が辞めていきました。
年度途中の退職は滅多にいないです
しかしながら例外があって、年度途中でも病気休暇や病気休職の後退職している看護師は結構います。
年度末でも少し気が弱そうな看護師はなんらかの診断書の提出が求められていました。
普通に辞めていく看護師は、どの人も気が強く、1年以上前から退職を伝えて根気強く説得している看護師が多かったです。
私が大学病院時代、退職することを伝えたのは4カ月前くらいからで、同じ時期に退職したスタッフも平均すると3~6カ月前に退職を伝えていました。
市役所勤めの公務員の友達に聞くと、公務員はなかなか辞められないし、病気休暇をめいいっぱい使って辞めていくものだよ。とも教えられました。
それだけ公務員の退職は民間よりハードルが高いようです。
病気休暇 病気休職振り返り
年度途中はすぐには退職させてもらえず病気休暇にさせられる
診断書は最強
何度も面談がある
前回の病気休暇では休暇中は担当課長に私の人事権が移る
休職となると課長(担当課長の上の役職)に人事権が移る
私は最初に書いてもらった診断書通り3カ月きっちり休職させていただいて、退職しました。
休職中のお給料や過ごし方はまた後日書きます。
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公務員看護師の退職や休職で悩んでいる方のご参考になれば幸いです。
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